葉酸摂取で胎児の先天性奇形が防げるって本当?


女性も35歳を超えると急激に卵子が衰え始め、流産や早産、ダウン症、また胎児の先天性奇形のリスクも増えるということは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

なかでも奇形は家族のショックも大きいです。生まれることはできても夭逝だったりその後の生活がままならなかったりと、多くの赤ちゃんやその家族は大変な思いをすることになります。

奇形児の原因

赤ちゃんが奇形を持ってしまう原因は様々です。胎児がお母さんのお腹の中にいる時にとくに奇形に至る外的影響を受けやすい時期は妊娠12週ごろであり、次いで妊娠4~7週目の「絶対感受期」であるといわれています。

この時期にお母さんの栄養不足、薬や農薬、胎児に影響があるとされる食べ物、放射能にさらされるなどすると、先天性の奇形に陥るリスクが高くなります。

考えられる奇形の代表的なものとしては以下が挙げられます。

●二分脊椎症

神経管閉塞障害のひとつ。脊髄が脊椎の外部に出、排泄障害や下肢の変形などが見られる先天性奇形。

●口唇口蓋裂

口唇の一部に裂け目ができる、あるいは先天的に口蓋が閉じていない奇形。

●無脳症

大脳半球がまったくないかあるいは極端に小さく萎縮する先天性奇形。頭蓋骨が欠損している場合もある。正常に生まれてこられる場合もある。

赤ちゃんがこれらの奇形を持って生まれてきた場合、生後すぐから特別なケアが必要になってきます。手術を繰り返す場合もあり、精神的にはもちろん経済的にも疲弊してしまう場合が多いです。

しかし先天性の奇形は遺伝である場合などを除いてはお母さんが気を付ければ防げることですから、十分注意して、予防したいですよね。

奇形予防に葉酸摂取は必須

なぜこれほどまで世界中の産科医や政府が妊活中の女性や妊婦に葉酸を摂るよう言うかというと、先に挙げた先天性奇形のリスクを大幅に減らすことができるからです。

原因が分かっていない病に関しては打つ手はありませんが、少なくとも先天性奇形に関しては原因も対策法もはっきりしていますから、お母さんが積極的に葉酸を摂らない手はないでしょう。

また葉酸は細胞分裂を助け、健康な赤ちゃんの体を作るのに必須です。口唇口蓋裂や無脳症だけでなく、先天性奇形の二分脊椎症に関しては、妊婦が葉酸を摂取するとリスクを85%も低減できるということがわかっていますから、必ず意識して摂取するようにしましょう。

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